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僕にはどうしても手に入れられないモノがあった。
そしてそれは同時にどうしても手に入れたいモノでもあった。
さらに言えば忘れたくても忘れられないモノ。
本当は…忘れようともしなかったけどね。
最初はただのモノだと思ってた。
他のモノと同じでつまらないモノだと思ってた。
それなのにたった1度あっただけで、遠くからみてただけだけどあの笑顔で
アレが欲しくてたまらなくなった
そしてまた逢いたい
けど…みつかることはなかった
どこにもいなかった
どこを捜してもいなかった
そしてやっと見つけたんだ
この未来でキミたちを見つけたんだ
手放したくない
手放すつもりなんかない
少し予定狂っちゃったけどね、でもいいよ
またふたりそろったから
手に入れる
僕はキミたちを手に入れるんだ
だからね…
沢田綱吉クンたちには死んでもらわなくちゃいけない
もちろん優羽チャンに手を出す彼も、雪兎君に手を出す彼にもちゃんと死んでもらう
ふたりは僕のだ
渡さない
…絶対に…渡さないよ
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