短編

□再会
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「久し振りだね。」

「………はい。」


ミルフィオーレのアジトだった場所から、ボンゴレのアジトに戻ってきた一同。
綱吉は、今、雲雀と向き合って座っている。
十年前の雲雀を見た時少し懐かしく思いながら、無事な姿にホッとした。だが、現在の雲雀は機嫌は最下層。綱吉は喜びも束の間の事、ビクビクと雲雀の様子を見る。


「君が行方不明になって駄犬共にきこうとしたら、次々に居なくなる。あらゆる手で探しても君は霧のように消えて全く掴めないし、そしたらいきなり知らない所にいて、あの眉男も咬み殺せなくて最悪だったよ。」


フツフツと出て来る殺気に綱吉は声にならない悲鳴をあげ、ガバッと土下座した。


「雲雀さんすみません!!また巻き込んじゃって!!」


ううっと泣きそうになりながら、早口で捲し立てる。そんな綱吉を見て嘆息し、過剰に反応する綱吉を気にせず雲雀は手を頭に乗せる。


「?」

「別にそこまで怒ってないよ。ただ………心配だったから。突然恋人が消えるんだから当たり前でしょ?」

「///雲雀さん。」


照れた表情で、そのままギュッとしがみつく綱吉の背中をポンポンと叩く。耐え切れなくなり涙を流し「会いたかった」と呟く綱吉に応えるようにキスをする。
涙を口で吸い取られて恥ずかしそうに、それでもハニカム綱吉を力強く抱き締めた。



END.


△▲△▲

突発的だからメチャクチャ(笑)

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