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□The broadcast from drawing room take2
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(報道部員、無言で応接室から立ち去る)
(もう風紀関係はいやです、と部長に泣きついてきた報道部員の証言とサブマイク音声より)
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おまけ
「…暫く誰も来ないだろうから」
どうする?凪。
と腕の中の彼女に返答を求めれば…。
固く目を閉じ、一定のリズムで呼吸を繰り返す彼女がいた。
「狸寝入り。」
雲雀がボソッと呟けば、クロームの体が一跳ねする。
「覚悟出来てるってことだよね?」
近づいてくる雲雀の顔に、クロームはぎゅっと強く目を閉じた。