｢むね、｣
｢んー？｣
｢むねってむねって言ってるんだね｣
｢……は？｣
｢むねは分かってむねって叫んでるの？｣
｢すみませんが日本語を喋ってください｣
｢えー？｣
｢むねがむねってどういうこと？俺バカだから頭回転しないよー…｣
｢むねさ、お立ち台で言うアレあるじゃん。」
｢ああ！チェストー！！(えっへん)｣
｢はいそこ無意味に威張らない。｣
｢それがどうしたの？｣
｢やっぱり知らないか…｣
｢ななななに！気になる！(そわそわ)｣
｢英語の"チェスト"ってどういう意味か知ってる？｣
｢……知ってる！｣
｢(間あったな完全に)｣
｢……知ってるから！まじそんな哀れんだ目でみないでマジで｣
｢むねって意味なんだよ。｣
｢………おれ？｣
｢いや、君は《宗リン》でしょ。あたしが言ったのは《胸》、バストのほう。｣
え、それって、
(じゃあ俺お立ち台で｢胸ー！｣って叫んでるの？)
(そういうことだよねマジで)
(うあーー…)
(あたし、見てて笑い堪えるの必死だったんだよ！)
end.
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スランプ時はこれに逃げる(^p^)笑