Promise YOU

□Promise YOU W
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―ガラッ!!!

「アレルヤ、助けろ!!」

そう言って控室に飛び込んで来たのは刹那だった。

「刹那、病院の中走っちゃダメでしょ?」
「そういう次元じゃないんだ…」

どうしたの、と首を傾げると勇ましい声がどこかから聞こえた。それを聞いて刹那はさらに震え、涙目になる。

「どこにいるんだ少年!!!
乙女座な私は我慢弱いのだっ!!!」
「…あの人か」

はぁ、と溜息をついて席を立つ。

「ちょっと行ってくるよ」
「すまない…」
「そのまま、マリーのところ行くよ」

そう言って、控室を出た。


「エーカーさん」
「おぉ、君はいつぞやの…」
「アレルヤです」
「では、アレルヤ先生。私の麗しき少年を知らないか?」
「あなたの麗しき少年は知りませんね」
「そうか…」
「それと…あんまり騒ぐと、」

カタギリさんに言い付けますよ、と黒笑みを見せる。

「そ、それだけは…」
「わかりましたか?じゃぁ、もう騒がないで下さいね」

アレルヤの黒いオーラに怖じけづいたのか、グラハムはお辞儀をして出口に向かった。

「さて、行くか」

ふぅ、と一息おきエレベーターに向って歩き始める。
エレベーターに乗る前に近くの売店に寄り、プリンを買った。




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