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□Pure Smile
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「力みすぎないで。いつも通りでいいわ」
「難しい事言うなっつーの!!…できた!!」
「やったじゃない!!今日はこの辺にしましょうか?」
「あぁ」

そう言って近くの木陰に腰を下ろすルーク。

「だいぶコントロール出来るようになってきたわね」
「あぁ…ティアのおかげだよ」

ありがと、と照れ臭そうにお礼を言う。

「どういたしまして」

とクスクス笑いながらお礼を言うティア。

「何がおかしいんだよ!!」
「うんん、かわいいなぁ、て思って」
「か、かわいい…」

かっこよくなりたいと思ってる自分にとっては、どちらかといえばそんなに嬉しいわけではない。
このまま引き下がるのもしゃくだと思い、何か無いか考えてみるが、実際には思い付かずにぐるぐるとするばかりだった。

「うぅー…、」
「どうしたの?」
「いや、俺の事かわいいって言うけど、何か違う気がして…」
「そうかしら?」
「俺は、ティアの方がかわいいと思うよ!!」
「…っ!!」

満面の笑みで軽々とその言葉を言ってのけたルーク。
すると、ティアの顔が見る見るうちに赤くなっていった。

「ティア?」

思った事を率直に言っただけのルークにとってはティアが赤面している理由が解らなかった。




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