gundamOO
□沙慈・クロスロードの憂鬱
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それは気持ちのいい朝の事だった。
ドーーーーンッ!!!
トレニーに盛大な爆発音が響いた。
「何っ!?」
僕はビックリして音の聞こえた場所…食堂へ向かった。
…その日は僕にとって惨劇が繰り広げられた。
『沙慈・クロスロードの憂鬱』
食堂には黒い煙が立ち込んでおり、その中からは声が聞こえた。
「けほっ…スメラギさん!
普通、お酒入れますか!?」
「いいじゃないの〜。
ほら、テレビとかでよくシェフがやってるじゃないの〜」
「やってますけどぉ、なんか違う気がするですぅ〜!」
「なんかじゃなくて、全く違いますよ…」
「もぅ、マリー固い事言わないのっ!!」
どうやらスメラギを筆頭に朝食を作っていたそうだ。
「……。」
沙慈は関わらない方が身のため、と思い立ち去ろうとしたときだった。
「あっ、沙慈く〜ん!!」
不運にもスメラギに見つかり、その場に残りざるおえなくなった。
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