gundamOO

□オテヲドウゾ
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この世界は、剣士や魔導師が当たり前にいる世界。
召喚士も例外ではなく存在している。

そう、これはとある召喚士とそのパートナーのお話…。





オテヲドウゾ


「カティー!!いいお酒が入ったんだけど…」
「要らない。今忙しいんだ」
「もう、また召喚術の勉強?いいじゃない、カティーはさ、強い召喚獣がいっぱいいるんだから」
「…全員、契約解除した」
「えー!!何でよ!!!」
「…うるさい。九条はもう少し真面目にやったらどうだ?…失礼する」

そう言ってカティーは席を立ち、勉強を続けるために静かな場所へ移動した。

「私はいつでも真面目よ…」

残されたスメラギ…九条は一人溜息をついた。



――――――


「まったく…」

先日、すべての召喚獣を解約してしまったカティーは溜息混じりに、本のページをめくった。

別に、契約していた召喚獣が弱かったわけではない。…むしろ、レベル的には最高峰をいっていると言っても他言ではない。そして、相性も悪くはなかった。
…しかし、自分的には何かが不足していたと感じたのだ。

(…力だけの強さだけでは、ダメなんだ)

はぁ、ともう一度溜息をつき、今度は適当に本を開いた。



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