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□without YOU...
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「そんな事でしたか」
「そんな事って…!!」
「ルーク、私だって余裕じゃないんですよ?」
「……」

俯いた彼女の手を取り、自分の左胸に触れさせる。

「えっ…?!」
「…ね?貴女以上に余裕なんて無いかも知れませんよ?」
「…でも、ジェイド表には出ないじゃん」
「いやぁ…歳を取ると表情筋がついていかなくなって…」
「…嘘つけ」

―ガバッ
突然抱き着いて来たルーク。

「ほら!!今、すっごいびっくりしてる!!!」

上目使いでニッコリと笑いながら言う。
とっさに口を手で覆い、顔を背ける。

「照れてんのかぁ?」

にまぁ、と笑いながらこちらを見つめる。

直視したら理性が抑えられなくなる。

これほどまでに惹かれていたなんて…




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