12/24の日記

22:02
ハッピーメリークリスマス
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【高→銀←土】




銀「神楽と新八は、今年もお妙の所でクリスマスか…」

しんと静まり返った万事屋に、銀時の独り言が響く

おもむろにソファーから立ち上がり、窓を開ければ、今にも雪が舞い降りそうな曇天


銀「柄にもなく寂しいとか思うなんて、俺も年かねぇ?」

ふっと小さく銀時が笑った瞬間、屋根の上から華麗に飛び降りる人影

銀「なっ!?」

高杉「何泣きそうな顔してんだ銀時?」

呆気に取られ固まる銀時の顔を見つめながら、高杉は楽しげに喉を鳴らす

銀「バッ、寂しがってなんかねぇ!!」

顔を赤らめ狼狽える銀時に、高杉の表情も和らぐ

高杉「俺は寂しかったぜ?おめぇに会えなかった、去年まではな?」

銀「た、高杉…」

真剣に語る高杉に、銀時の心拍数も一気に高鳴る






土方「って、させねぇよ!?」

高杉「チッ」

タイミングを見計らった様に玄関から飛び込んで来た土方に、高杉は心底嫌そうに舌打ち

土方「この俺がわざわざ一緒に過ごしてやるんだ。寂しがる暇なんかないだろ?」

高杉「こんな事もあろうと、部下達にテロ起こさせる手筈は取ってある。とっとと仕事に戻らねぇと、江戸に血の雨が降るぜ?」

土方「お前の悪巧みなんざお見通しなんだよ?うちの若い者が、今頃一斉検挙してる頃だろうな?」

高&土「「…………」」

銀「お前ら、年末まで人に迷惑かけやがって…バカですか?バカなんですか?」

高杉「俺をここまで骨抜きにした、おめぇが悪いんだろ?」

土方「俺の心奪った罪、きちんと償って貰おうか?」







その頃、鬼兵隊と真選組の面々はお妙宅で楽しく宴会していたとさ(笑)

また子「何々っすか!?このダークマターは?」

お妙「文句は食ってから言えやァァァ!!」





(あとがき)


時計うさぎ様からの頂き物です。いつもいつも、本当にありがとうございます!!

これ、めっちゃニヤニヤしながら読みました(笑)土→銀←高って本当大好き!!

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