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□おめでとっ
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第4話
「ンッ……ちょっ…ぅ、あっ」
銀時の服を乱れさせ、その素肌に触れていく。
ずっと、ずっと夢見ていた。
この体に触れる事を。
「あっ…くすぐった、い…ん」
「万事屋、万事屋っ」
名を繰り返し、夢中で手を、指を這わせていくと、銀時は潤んだ瞳で俺を見上げ、何とも可愛くプクゥッと頬を膨らませた。
「イヤぁっ!こんな時くらい、ちゃんと名前で呼んでくんなきゃイヤだぁ!!」
「っ…え」
「銀時でしょ!!ねぇ、とーしろ、ちゃんと銀時って呼んで?」
「っ………ぎ…銀、時///」
まるで、恋人同士なのではないかと錯覚してしまいそうなその会話と、何の抵抗も示さない銀時に、俺の心臓は益々、張り裂けんばかりの勢いで早鐘を打つ。
こんな時くらいって、今がどんな時なのか、本当にコイツは理解(わかって)んのか?
…いや、もう そんなのどうでもいい。
今さら銀時が泣いて嫌がろうが止めるつもりなんてねぇし、もう自分をとめられねぇ。
一度焼き切れた理性は、もう どうしようもねぇよ。
「銀時っ…」
銀時の胸へと手を伸ばし、中心の突起を弄ると…、
「ンッ…ぁ……乳首は、だめっ」
銀時は首をイヤイヤと振り言った。
「っ…嫌、だったか?」
銀時の否定的な言葉に動揺する。
泣いて嫌がろうと止めるつもりは無いと言っても、やはり抵抗されては俺の手も反射的に止まってしまう。
すると…、
「ううん…、だって…感じちゃうから」
頬を赤く染め、ウルウルと涙を溜めた潤んだ瞳でそんな事を言う銀時に、
「っ…///」
俺は心と下半身をズキュンと撃ち抜かれ、本日何度目かで ぼぼぼっと真っ赤になった。
「かっ…可愛すぎだっ、ばか」
ボソリと呟くやいなや、俺は銀時の乳首にむしゃぶりついた。
「あっ…ぁ、あっ///」
ビリビリと駆け抜ける快感からか、銀時は抑えられず甘い声をあげる。
───ズクンッ
ぅわ!この声、くる…。
声だけで感じるなんて、
今まで無かった。最高に気持ち良い。
銀時にも気持ち良くなって欲しくて、それからは夢中だった。
今まで相手を気遣ってセックスを進めるなんてした事なかったが、今回の相手は何てったって恋い焦がれた銀時だ。
たがら、たっぷりじっくり愛撫した。
ローションなんてもんを、生まれてはじめて使用した。
痛い思いなんてさせたく無かったし、普通どのぐらい使うのか分かんねぇけど、丸々1本、銀時の美味しそうな尻に垂らした。
後ろの穴をソレでほぐそうと指を突っ込むと、にゅるりと滑り あっという間に俺の指を飲み込んだ。
「ひゃっ…ぅ、あぁっ…ンッ」
ゴクリ──と、俺の喉がやけに大きな音を立て鳴る。
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