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□欲望に溺れなさい
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自分を求める銀時の姿に、異三郎はゾクゾクと歓喜に震える。


が、


「お前…とは誰の事です?」


まだまだ満足出来ないのか、更に銀時を追い詰める様にイジワルをする。


「佐々木っ」


「……………我々は恋人になるのでしょう?苗字呼びなど寂しくありませんか?」


「異三郎っ!異三郎っ!いさっ…」


愛しい人の口から自分の名前が紡がれ、堪らなくなった異三郎はガッツく様にその唇を塞ぎ、この時はじめて口付けを交わした。


「ンッ…ふ、ちゅっ…ぷっ…ん」


甘く柔らかい唇を楽しむと、口内へ侵入させた舌をヌルヌルと熱く絡ませる。


ぢゅぷっ ぐぷっ ぢゅちゅっ


小刻みに腰を前後に揺さぶった後、いったん入口まで抜き、最奥を目指し異三郎のソレは銀時の中を貫いた。


「ひぁあああぁっ!!」


未だ異三郎の手に握られたままのソレのせいで銀時には痛い程の衝撃が走る。


「あぁ、失礼。離すのを忘れてました。思う存分、たっぷりとイきなさい」


わざとらしく謝罪すると、異三郎は再び入口から奥へと打ち付けながら、しばらく握っていた銀時自身から手を離した。


すると、


「っ…ぁ、ああぁああぁっあっあっあっ」


いっそう甲高い声で喘ぎ、勢いよく異三郎の腹に向かって精射しながら達した。


ビクンビクンと体を痙攣させながら、銀時は蕩けた顔をする。


「余韻に浸っている所申し訳ありませんが、まさかこれで終わりなどと思ってないでしょうね?今度は私の番です。まだイってませんから」


すると、銀時はそんな異三郎の目をジッと見つめ、やがて妖艶に微笑んだ。


「っ…」


その事に異三郎が驚いていると、銀時は口を開いた。


「もっと気持ちよくしてくれるの?
嬉しい。ちょうだい?異三郎の熱いの。銀の中にいっぱい、いっぱい流して?」


「っ………我慢させ過ぎましたかね?本当に欲望に溺れてしまいましたか…」


驚きつつも、もうずっと、私の腕の中で溺れ続けていればいい、と異三郎は嬉しそうに目を細めた。


「ンッ……異三郎の、銀の中でおっきくなった。早くぅ、早く動いて?」


言いながら、自ら腰を揺らす銀時。


「まさかあの伝説の攘夷志士 白夜叉殿がこんなに淫乱だったとは、興奮しますね」


異三郎はペロりと自分の唇を舌でなぞると腰を大きくグラインドさせた。


「あっ…ん、あっあっ…すごっ…おっき、ンッ…ぁ、異三郎っ気持ちいいっいいっ」


異三郎の動きに合わせ、銀時も快楽を求める様にして淫らにその腰を振った。


「くっ…すごいっ締め付けですねっ。喰い千切られそうだっ…ンッ、こんな極上なカラダ、今まで出会った事がないっ…。

はあ…はぁっ、銀たんっ最高だお」


異三郎の興奮は絶頂を向かえ、銀時の乳首を、まるでキャンディの様に舐め回す。


そして白い肌に吸い付き、幾つも幾つも真っ赤な華を咲かせていった。


「あっあっあっ…、ふ、ぁ…あっん、またイっちゃう!イっちゃうよぉっ!!」


「はぁはぁっ…銀たんっ銀たん!」


ぐぢゅっ ぢゅぷっ ぢゅぷっ

パンパンパンパンっ

どぴゅっ どぴゅどぴゅっどぴゅっ


こうして何度も互いに熱い欲を吐き出し、何度も互いを求め合う行為を繰り返していき、2人は欲望の渦へと落ちていった。


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