10/09の日記
19:50
季節の変わり目は体調管理に気をつけて。あ、やっぱ1年中気をつけよう!
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「ハァッ…クション!!」
会ってから数十分、本日何度目か分からない銀時のそのくしゃみに、土方は心配顔を向ける。
「…風邪か?」
「あぁ…。ズビッ。最近っ…クシュン!…お天道さんが顔出してる昼中はともかく、朝晩はすっかり寒くなったからなぁ…油断してたら…クシュン……、この有り様だ」
ティッシュを2、3枚シュッシュと取ると、銀時は鼻を覆いズビィーッとかんだ。
「大丈夫かよ?」
眉を寄せる土方に、銀時はヒラヒラと手を振った。
「大゙丈゙夫゙、大゙丈゙〜夫゙。熱゙ある訳じゃね゙ぇし」
「本当に大丈夫か?めちゃめちゃ鼻声だぞ?今の返事、濁点だらけだぞ?」
「へっちゃら、へっちゃら!
鼻水がグシグシ止まんないだけだし…。でもまぁ一応風邪だし、感染(うつる)といけねぇからお前あんま俺に近づくなよ」
「………」
「…土方?」
そこで、真剣な表情になって何やら考え出した様子の土方に銀時は首を傾げた。
「いや、なんなら感染(うつせ)や」
「…は?」
「人に感染(うつせ)ば早く治る、って言うだろ?」
「…………あぁ、まぁ。言わなくも、ないけどぉ」
「口移しなんてどうだ?」
土方は銀時にグッと近づき、もう唇同士が触れてしまう程の距離で銀時の瞳を見つめて妖艶に微笑んだ。
「…………バカですか?お前のイヤミったらしく整ってるその顔に俺の汚ぇ鼻水が引っ付いても知んねぇぞ?」
「お前こそバカですか?銀時には汚いもんなんざねぇよ。お前の鼻水だったら舐めてやっても平気だぜ?俺ぁ」
「……やっぱバカだった。なに気持ち悪い事言っちゃってくれてんですかぁ?コノヤロー」
───ちゅぷっ…
「ンっ…」
銀時の唇を奪うと、土方は更にニヤリと笑う。
「少なくとも俺は気持ち悪くねぇんでな。なんなら試しに付けてみろよ?」
「………バカ///」
こんな事を言い出してしまう程に自分を愛してくれている土方に、銀時は思わず赤面してしまった。
「汗かけば…ってのも聞いた事あんな。
どうだ?これから俺と激しい運動の一つでもシて汗かいて大人しく寝るってのは」
土方は言いながら するりと銀時の着流しを肌けさせていく。
「っ………やっぱバカ///」
目の前の土方を…
自分だって負けないぐらい堪らなく愛してるんだから!!
と、ちょっぴり対抗心を燃やしながら見つめてしまった自分も、相当バカだな…と思いながら銀時は土方を、土方の愛を受け入れたのでありました。
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─────…
(あとがき)
はい!鼻風邪を引いてしまった為にこのネタを思い付いて、仕事をコツコツとサボりながら書いた管理人でした。あ、いやゴホンッ!サボってない!サボってない!仕事の合間に書ける時間をコツコツと作っては、の間違い!
最近の私にしたら書き始めてから完成までの時間がめっちゃ早かった!!だって指、止まらなかったからね!←
あ、私はだいたい風邪って、鼻とノドに最初来ます。皆様、風邪など引かぬ様に気をつけて下さいね(;´艸`)
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