04/07の日記

08:05
ひと月遅れのホワイトデー
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(まえがき)


こちらの作品は、いつもいつもお世話になっている
時計うさぎ様へのプレゼントです。

こんなんしか書けませんでしたが、しょうがねぇなぁ、貰ってやるよ。って思えたならば貰ってやって下さいm(__)m要らなかったらスルーしちゃって下さいませ。


あ、あと、この作品は微エロって事でお願いします。…良いかな?微エロで←聞くな



ではでは、本編です↓





















ひと月遅れのホワイトデー



それは、4月中旬の事だった。


なんの前触れもなく、万事屋に突然 訪れたのは銀時の恋人である土方十四郎。

彼はやって来て早々、高級菓子店の紙袋を やる、と銀時に差し出した。


「え…、なにコレ?」


銀時が不思議そうに聞けば、土方はタバコを取り出しながら答える。


「忙しくてなかなか来れなくて何日か遅れちまったが、ホワイトデーのお返しだ」


…と。


「は?」


銀時は ますます不思議そうにした。


「なに言ってんの?
俺、土方にバレンタイン何にもあげてないじゃん。むしろ貰ったの俺の方…」


「あぁ?なに言ってんだ。
くれたじゃねぇか。あの時、俺がやったチョコを食った直後のお前とキスして、それが俺の口ん中にも広がったからな」


「は?」


あんなんがチョコをあげた事になるのか、と銀時は目を丸める。


しかも、わざわざお返しのプレゼントまで用意するなんて…。


土方は自分につくづく甘いな、と銀時は少し呆れつつ、何だか嬉しくもあった。


「ほんじゃ、ま、遠慮なく いただきますかね」


紙袋の中から箱を取り出しながら銀時が口にすれば、土方はフッと笑う。


「なに言ってやがる。お前に‘遠慮’なんて言葉、元々ねぇだろ?」


「うるせぇ」


箱を開けながら言い返すと、銀時はその中を見て目を輝かせた。


「ぅおっ!でっけぇーケーキ!!」


箱の中には可愛くデコレーションされた美味しそうな生クリームのでかいワンホールのケーキ。


「おい、マジでいいのか?
ちゃんとチョコあげた訳でもねぇのに、こんな高そうなケーキ貰っちまって」


「あぁ。構わねぇよ」


ふーっと煙を吐き土方が返事をしたら、銀時はニコニコッと満面の笑顔になる。


「じゃ、早速っ!いっただきま〜…」


す。と最後まで言い終わる前に、土方は右手を上げた。


「ちょっと待った!」


「………は?」


土方の手のひらを見ながら、銀時は口を開けたままキョトンとする。


「なに勝手に食おうとしてんだ」


「は?勝手にも何も…、
だってコレ俺へのプレゼントなんだろ?それに、土方くん甘いもの得意じゃないし、いっつも食べないじゃん」


「今回は別だ」


銀時の疑問に土方が答えると、銀時は は?と首を傾げる。


それに構わず、土方はおもむろに生クリームがたっぷりのケーキへと手を伸ばした。


「えっ…なに、マジで食うの?お前」


人差し指で生クリームを掬った土方に銀時は言い、
どういう風の吹き回しかしらねぇけど、いくらでっかいケーキっつっても分け前が減るじゃねぇか…、と続けて言おうとしていると、その唇に土方の指が触れた。


「っ…」


銀時はビクリと肩を揺らす。


まるで紅をひく様になぞり、そこを白くさせると土方の指は銀時の唇から離れていった。


「な…」


…にすんだ?
聞こうとしたが、その前に銀時の唇は、土方の唇によって塞がれてしまった。


「ンッ…ふ…ん///」


「はっ…ん、ピチャ…ペロッ」


角度を変えながら、その度、深くしていく口づけを繰り返しながらも土方は夢中で唇のクリームを舐めとる。


「はぁっ…やっぱ、甘ぇな。ただでさえお前の唇は甘いのに、生クリームをトッピングしてんだもんな。三割増しって所か」


唇が離れ、土方が事も無げに言えば、銀時はボッと赤く染まった。


「なっ…な、な///
何しちゃってくれてんだ!?」


瞳をウルウル潤ませ抗議する銀時に、土方はムラッとし下半身がドクッと脈打つ。


「なにって、お前だけホワイトデーを楽しむなんざつまんねぇだろ?だからこうして生クリームプレイで2人一緒に楽しもうと言う何とも効率的な考えだ」


が…、しかし冷静を装い、語る。


「なっ///生クリームプレイって…」


銀時は益々カァッと真っ赤に染め上げ、口をパクパクさせた。


「指にも乳首にもお前のアソコにも、銀時のカラダ中、今みたいに生クリームを塗りたくってビチャビチャに舐めて気持ち善くしてやるよ」


ニヤッと笑う土方に、その快感が想像できたのか、銀時はゾクリと震えた。


「ばっ、バカですか!?
って言うか、俺、食えてねぇじゃん、ケーキ!ヤダッ、そんなの絶対ヤダ!」


恥ずかしいからか拒否する銀時。しかし、そんな銀時に土方は今度はニタリと厭らしく微笑む。


「食う側が良いんだな?じゃあ腹一杯、食わせてやるよ」


「っ………へ?」


嫌な予感しかしない銀時は、タラリと冷や汗をかく。


「俺の‘俺’にたっぷり塗ってやるから、思う存分しゃぶって味わえよ?」


「っ…///」


自分の股間に手を宛て言った土方に、銀時はドキドキと心臓を高鳴らせ、カラダ中を熱くさせた。


「ゃ…ヤダッ、普通に食いてぇ」


まだ抵抗しようとするが、そこに迫力はなく、何とも小さな声で弱々しく…そんな銀時の姿はまるで小動物の様で、土方をこの上なく煽るに過ぎなかった。


「はいはい、普通に食わせてやっから………、プレイが終わった後でな」


「っ…………〜〜〜〜///」


















この後、土方のアソコは勿論、銀時の首筋や指、乳首、そしてアンナ所やソンナ所まで生クリームは塗られ、互いにビチャビチャに熱く、ソレを食べ合った事は言うまでもない。



【end】



(あとがき)


たまにはヘタレてない土方さん&恥ずかしがる銀ちゃんが書いてみたかった(笑)

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