07/30の日記

15:15
酒の席に下ネタってつきもの (攘夷4)
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銀時総受けの攘夷4人組。下ネタ系コメディ
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それは、久々に昔の仲間が揃った時の事だった。(同窓会…的な?)


万事屋の居間で4人仲良く飲み会を開き、宴もたけなわ、といった頃、不意に銀時があくびをし、その事から、その赤い瞳にうっすら涙を浮かべたのが始まりだった。


高杉は銀時の潤顔を見てニヤリと笑う。


「ククッ。涙もそそるが、銀時の体内で精製される生暖かいカルピスの方が何倍も旨いよなァ?」


酒も大量に進み、酔っているからか高杉はそんな下ネタな発言をサラリと口にする。


「ぎゃああ!!
何言っちってんのォォバカ杉ィィ!?」


銀時は酒の所為だけではない理由で顔を赤らめ耳を塞ぐ素振りをする。


「酒も良いが……、
‘カルピス’も良いな。飲みたくなって来たぜ。よし、今から生搾りしてやらァ」


言うなり、高杉はケダモノの眼差しで銀時をドサリとその場に押し倒す。


「ちょ…揉むな!!舐めるなァ!!あ、んっ」


銀時が甘い声を上げはじめた時、桂はテーブルへとお猪口をコトリと置いた。


「待て高杉。カルピスは薄めて飲む物であって原液で飲む物ではないぞ?このエリザベスの聖なる水で薄めて…」


桂は言いながら銀時へと向かう。


「エリザベスの聖なる水って何だァァァ!!何かモザイク掛かってるんですけどォォォ!?」


銀時はジタバタ暴れる。
その上で、高杉は桂を睨み付けた。


「ヅラァ、よくも俺のカルピスを汚しやがったなァ?」


その時、坂本は要領よくススッと銀時に近づいた。


「久々の地球で喉渇いたぜよ。酒も結構飲んだが、そればかりもつまらんからのぉ…。という訳で、このカルピス貰うきに」


坂本は あーんと口を大きく開く。
銀時はビクリと肩を揺らし、ンッと色っぽく声を漏らし顔を真っ赤に染め上げる。


「「っ…竜馬ァァァ!!」」


高杉、桂は声を揃え抗議の為 坂本を睨む。が、しかし坂本は気にした様子も見せず、いつもの笑い声を上げた。


「あははは。銀時、おんし昔とこの味は全く変わっとらんのう」


銀時は坂本のその言葉にぎょっとする。


「何で俺の過去の精子の味を知ってんだよォォォ!!」


すると高杉が当たり前の様に答える。


「おめぇアホか?ガキの頃から、散々寝込み襲っていたからに決まってんだろ?」


銀時は、へっ?と顔をひきつらせる。


「銀時は一度寝たら朝まで起きないからな、あんな事やこんな事…」


桂もこれまた ごくごく普通の事、と言わんばかりに言う。


「やめてェェェ!!聞きたくないから、そんな思い出ェェェ!!」


もはや銀時は絶叫。
そんな銀時に、高杉はニタリと それはそれは厭らしくほくそ笑む。


「ククッ。舌で優しく剥いてやった恩人に、そんなツレナイ事言うなよ?」


「いやぁぁぁぁ!!」


もはや顔を赤らめればいいのか、青ざめればいいのか分からない程パニックになりながら 再び絶叫した銀時は、コイツらの前ではもう二度と、絶っっっ対に眠らないと強く強く心に誓ったのでありました。


この後、坂本だけ ずるい、と、高杉と桂にもしっかり‘カルピス’を (しかも直に) 飲まれた事は言うまでもない。




【end】




(おまけ)



銀「ぎゃああああ〜!!何加筆しちゃってんの?光松はバカなんですかァァァ!? 」


高杉「ククッ。幕府の犬に飼い馴らされた女にしちゃ、いい仕事するじゃねぇかァ?気にいったぜェ?ヅラと竜馬も一緒つうのは気に食わねぇがなァ?」


桂「完成披露を記念して、カルピスで乾杯といこうではないか?」


坂本「あははは。今日は何杯飲めるかのぅ?まだまだ飲み足りないぜよ」


銀「勘弁して下さい。300円あげるからァァァ!!」



(あとがき)


時計うさぎ様との(勝手に)コラボ作。
アップしなきゃ勿体ないコレ!ってぐらいの出来栄え文を頂いたんで、コソコソ書き足し、アップしました(笑)

(*´艸`)おまけ部分もね、ゲットさせて頂き、本当にありがとうございました♪

って言うか攘夷4人組、本当に同窓会とかやってて欲しい←

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