10/10の日記
15:00
やっぱり誕生日とか特別な日には、大好きな人と一緒に過ごしたいもんだよね!
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銀ちゃんハピバ記念。
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素直な銀ちゃん。甘々だと思う
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「なぁ、今日が何の日か知ってる?」
「あ?」
付き合い出して半年の同性である銀時に、突然言われたのは、ある初秋の事だった。
山のようにある仕事をウンザリしながらコツコツ片付けていると、真選組屯所、副長室に銀時は突然やって来て口にしたのだ。
「えっと…、
(今日…か、10月10日だろ? じゃあ…)
体育の日、だろ?」
「ブッブゥー!違いまぁす!」
銀時は頬を膨らませ、両手を自分の胸の前でクロスさせてバッテンのポーズを取り、そう言った。
「土方くんったら、ダメダメだねぇ?全然分かってないんだから」
ガッカリ、といった様子で言う銀時に、俺は瞬間少なからずムッとした。
「何でだ?10月10日だろ?今年のその日は体育の日だ!間違いねぇ筈だ!」
俺のその言葉に、銀時はフルフルと頭を横に振った。
「まっ、言って無いし?土方くんが知らないのも無理ないかも知れないけどぉ…。
今日は銀さんの誕生日でーす!」
「えっ…」
しまった。 咄嗟に脳裏にその言葉が過る。好きな相手の誕生日ぐらい、ちゃんとリサーチしとくべきだった。
でも、今日という日が過ぎてから実は今日は恋人の誕生日でした!と知らされる、なんていう最悪の事態はまのがれて本当よかった。
だが…、今から何が出来る?
「どっか行って祝ってやりてぇのは山々だが、仕事が…、いや、それより、おめでとう。あっ何が欲しい?なんでもプレゼントするぞ?」
動揺しながらも口にすれば、銀時はフルフルと再び頭を横に振った。
「ううん。もう貰ったからいい」
「は?」
貰った、って…俺ァ何もプレゼントなんてしてねぇだろ?誕生日だって知りもしなかった訳で、当然プレゼントなんて用意すらしてねぇってのに。
「最近さ、土方くん仕事が忙しくてなかなか会えなかったじゃん?
だからさ、誕生日にはちょっとでも2人で会えたら良いなって、1分でも一緒に過ごせる時間があれば、それが何よりのプレゼントだなって思ってたんだ」
「っ……」
「こうして会えた上に、おめでとうって言ってもらったからもう充分」
えへへ、と頬を染め、そんな可愛すぎる事をハニカミながら言う銀時に、俺の心臓と下半身はズキュンとヤられた。
「あ、でも一つ贅沢言って良い?」
首を傾げ聞いて来ると、俺の返事も待たずに銀時はススッと俺に近づき、そのままギュッと抱きついた。
「っ…ぎ、銀時っ!?」
「ん〜〜〜!!えへへ、土方くんの匂い大好きなんだぁ。プレゼント、ちょうだいね?土方くんを充電させて?」
「っ………」
だ、ダメだ。限界だ。ムラムラする。
くそっ、仕事なんて知った事か。
「銀っ!」
「え?わっ!?
あ、あぁっ…ンッ、やぁんっ」
この後、こんな可愛い銀時を前に俺が我慢など出来る訳もなく、仕事そっちのけで俺たちは2人でいっぱいお互いを充電し合った。もちろんエロい意味合いで。
あぁ、銀時、この世に生まれて来てくれてありがとう。
大袈裟な話じゃなく、俺はこの先お前が居なきゃうまく生きていける気がしねぇよ。
「あっ…ぁあ、土方くんっ…ンッ大好きっ、大好きぃ」
「銀っ…」
俺もだ。
大好きだ。大好きだ。そんな言葉じゃ足りない。全身全霊でお前を愛してる!!
あぁ銀時っ、本っ当、生まれて来てくれてありがとう!!
この先も、ずっと一生一緒に誕生日も、そうじゃない普通の日だって過ごそうな。
嫌だって言ったって、俺は絶対に一生お前を離さねぇから、覚悟しとけよ?
【end】
(あとがき)
ぐはっ!なんだこの話は!
とにかく銀ちゃんが大好きだって事が書きたくて出来上がってしまった作品(笑)
銀ちゃんHappy Birthday
☆コメント☆
[もも] 01-16 18:39 削除
ふたりのラブラブっぷり、めっちゃいいです!
癒される〜
[光松] 01-18 13:31 削除
>もも様
コメントありがとうございます。
癒されると言っていただけて嬉しいです!! やっぱりラブラブな2人が良いですよね(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)
[なな] 03-19 22:48 削除
うわーーーー、可愛い過ぎて鼻血出た。ありがとうございます‼
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