高銀。銀ちゃん女体化。学生パロ。
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微裏ではありませんが、直接的な表現がありますので、苦手な方は注意願います
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最初に言っておこう。
私の彼、高杉 晋助(17)は、むっつりスケベである。幼馴染みで、小さい頃からいつも一緒だった彼は、13の時に、私を一度だって友達や妹の様な存在で見た事はなく、性的な対象としてずっとずっと見ていた、と、私に告白をしてきた。
ちなみに、ずっとっていつからだったのかと聞いた所、初めて会った6歳の頃には、私を真っ裸にして身体中、隅々までナメる様にして見てみたかったらしい。
そんな彼に若干引きつつも、いつの間にか幼馴染みとしてでは無く、男の子として晋助の事が好きになっていた私は、顔を赤く染め‘私も好き’と頷いたのである。
そんな私に、晋助はいきなり覆い被さる様に近づき押し倒し、
「好き合ってるなら良いよな?
ずっと我慢してたんだ。今までは銀時(おまえ)をおかずに妄想してヌク事しか出来なかったけど、実物に触れると思ったら我慢の限界。抱かせてもらうぜ?」
と、鼻息も荒く目をギラギラ輝かせる晋助のあまりの勢いに、私はキョトンとしながら、つい抵抗するのを忘れてしまい、半ば無理やり強引に、付き合う事になった当日、私逹は身体を繋げたのである。
互いに13歳と言う若さで処女と童貞を卒業した程、晋助はむっつりなのである。
晋助と付き合いだしてから4年、こんな彼なので、私達は、ハッキリ言ってヤりまくりの日々を送っている。
さて、説明が長くなってしまったが、こんな彼を持つ私、坂田 銀時は今、ピンチを向かえていた。
今年の12月24日、イブは土曜日。だから前日の天皇誕生日の23日は祝日で休みだから三連休という事になる。
お金のない学生カップルにとっては豪華なクリスマスは期待できない。(晋助の様なむっつりな彼を持つ私にとっては特に)
家でゴロゴロ イチャイチャと甘い時をのんびりと過ごしながら、スーパーでお手頃な値段ではあるものの、チキンやケーキもちゃんと買ってクリスマスっぽい事もしながらしっかりヤりまくる。そんな連休を過ごすと晋助に宣言されていた。
そんなクリスマスを、
晋助の絶倫っぷりを心配しつつも(晋助のせいですっかり淫らに開発されてしまった身体の)私も楽しみにしていたのだ。
あぁ、それなのにそれなのに………。
12月22日、三連休の前日、夜。あ、もう違う。日付は変わって23日、深夜。
私は隣の家に住む晋助の部屋、晋助の前で正座をして晋助の顔色を伺っていた。
「なんだよ?三連休中ずっと二人っきりでたっぷりのんびり過ごせるってのに、突然来たと思ったら黙って人の顔ジッと見て」
「………あの、さ…」
「ん?」
「………ごめん、晋助」
「は?……………何が?」
「……………さっき、生理きちゃった」
したがって、三連休ただただヤりまくって過ごすという晋助のプランは、残念ながら叶わないのである。
「……………あぁ゙?」
理解した晋助は、眉を寄せ不機嫌丸出しな顔をした。
「ほんっとごめんってば!!でもさ、なっちゃったもんは仕方ないでしょ!?
挿れる事は出来ないけどさ、キスとかいっぱいしよ?それに、胸だったら、いっぱい触っていいし、舐めたり吸ってもいいよ?
それに、あと…フェラも、良いから、ね?あの、なんだったら、いつもしたいって言ってる顔射も、していいからさ、ね?」
「中途半端に興奮させるだけさせて本番出来ねぇって、どんな地獄だよそれ…」
「……生理終わったら何でも言うこと聞いてあげるから!だから怒んないで!?」
せっかくのクリスマスなんだもん。喧嘩して過ごしたくなくて私は下手に出る。
すると、晋助はピクリと反応した。
「……何でも?」
いったい何を要求されるのだろう、と、ビクビクしながら、でも機嫌を直して欲しくて私は頷いた。
「う、うん。な…何でも」
「………じゃあ取りあえずハメ撮り」
は、はぁあぁあぁっ!?
「前から思ってたんだよ。銀時のどうしようもなく乱れた姿、永久保存してぇって」
晋助の言葉に私はボッと赤面した。
ってか、取りあえずって何?それ以外にもまだ何か要求するつもりなの!?
「ハメ撮りなんてヤダっ!恥ずかしい!」
私の否定の言葉に晋助はムッとした。
「んだよ、何でも言うこと聞くって言ったくせに」
「だ、だってぇ…。撮るのは、いくら何でも…ほら、いき過ぎっていうか…ね?」
恥ずかしくてモジモジしながら言うと、晋助は意外にもアッサリと引いた。
「あっそ。ならいい」
「………え、いいの?」
「あぁ。嫌なら仕方ねぇだろ」
え、なにこの気遣うみたいな優し気なセリフ…。何か企んでる?
「それが出来ねぇなら、
やっぱり予定通りに三連休はヤりまくる」
……………は?
「…や、だから、生理中なんだってば!」
言えば、晋助は何とも妖しくニヤリと目を細め、サディスティックに微笑んで見せた。
「あぁ。だから前の穴は使わねぇよ」
「………………え?」
「お前、二つあんだろ?ア ナ。前から興味あったんだよな。アナルセックスに」
「…………………っ!!?」
何を言われたのか理解した瞬間、私は湯気でも出るんじゃないかという程、ボッと、ボッっっと真っ赤に真っ赤になった。
あまりの衝撃に、口をパクパクさせ何も否定の言葉を出せないでいると、晋助は私の肩にポンッと手を乗せ、
「決定な!」
と言い切った。 この男なら、冗談ではないのだろう。本当にやりかねない。
って言うか、う…後ろの穴!?
私の身体は、いったい どこまで晋助に厭らしく開発されちゃうっていうのっ!?
後ろなんて痛いに決まってる。怖いっ!
………そう思いつつも‘バックバージン’という言葉にウズウズと興奮し始めている私がいるのも本当の事で………。
もうっ!晋助のせいで、私ってばHな子になっちゃったじゃんかバカっ!!
そんな私の心の叫びは、当然の如く、私の中でだけ響き渡ったのだった。
【end】
(あとがき)
本当は裏部分も書こうと思ってたんですが、予定より長くなっちゃったんで、これにて おしまい。
そのうち裏部分も書く、かも。
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