08/26の日記

08:33
残暑見舞い申し上げます
---------------
時計うさぎ様からの頂き物
―――――――――――――――



深夜になっても25度を下回らない熱帯夜

虫の声すら聞こえぬ不快な今宵も、土方は自室で山の様に積まれた書類と一人格闘していた。

本来なら冷房の中、快適な夜を過ごせるのだが、下の連中から幹部連中だけエアコン完備は不公平だという不満が蓄積している事もあって、額に汗を滴らせながら、扇風機と開け放たれた窓から時折吹き込む風で暑さを誤魔化す。







??「ちょ、お前どこ触ってんだよ!?」

沖田「男の部屋にノコノコ付いて来といて、只で帰れる程、世の中甘くはねぇんですぜェ?」



風に乗って耳に届いた沖田の声に、土方は筆を持つ手を止めて眉間に深いシワを刻む。

土方「総悟の奴、屯所に女なんか連れ込みやがって…」


部下に示しが付かないと、一言文句を言おうと土方が重い腰を上げ、隣との境目の襖を勢い良く開き…土方は言葉を失った。




土方「なっ……!?」

銀「涼しい部屋でゲームやるだけって約束だろ?」

沖田「肉弾戦という名のセッ○スだって、立派なゲームですぜィ?旦那」



自分の部下に愛され人が押し倒され、現在進行形で口説かれる様に土方の全身が怒りに震え出す



土方「てめぇら、何してやがる?」

沖田「邪魔すんじゃねぇよ?土方」

銀「ちょっとお宅の部下何なの?部屋に涼みに来いって誘っといて、部屋に着いた途端押し倒すって、警官のやる事じゃないよね?」

土方「誰これ構わず付いて来んじゃねェェェ!!」

銀「は?何で俺が悪い感じになってんの?」

沖田「欲求不満を恋人にぶつけるなんざ、男の風上にも置けませんねィ?」

土方「人の恋人に手を出す不埒な奴にだけは、言われたくねぇんだけど?」

沖田「仕方ありやせんねィ。こうなったら、土方コノヤローも入れて三人で…」

土方「やらねぇよ?何、真顔で驚いてんの?こっちがビックリだわ!!」

沖田「じゃあ、この際だから近藤さんも混ぜて…」

土方「ざけんじゃねぇぞ?何が悲しくて、ゴリラなんかと獣姦させなきゃならねぇんだよ?」

銀「土方君、土方君」

土方「あん?何だよ?」

近藤「騒がしいから様子見に来てみたら…酷いぞトシィィィ!!!」

土方「幾ら本当の事とはいえ、悪かったよ」








(あとがき)


うさぎ様が時々見せる、土方さんの近藤さんへのSっぷりと言うか酷い扱い、態度?が好きです(笑)

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ