短篇
□You have gone far.
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あいつが尸魂界に帰ってから数日―――
「なにしてんだろな」
口に出しても届かない想い
傍らに置いた携帯のディスプレイを見つめながら
指を止める
覚えてしまった彼女のナンバー
指を動かしてみる
2、3秒も経たずに
「…この電話番号は現在……」
アホらし
パタン、と音を立てて閉じた。
今日みる夢は――
草原の中の――
改訂 2010.01.06
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