School Of Fate

□騎士王と姫
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文化祭を一ヶ月と半月後に控えたある日のLHR。
生徒達は席に着き、少しだけ教室内がざわざわとしている。
しおんのHR担任であるアイリスフィール・フォン・アインツベルンがホワイトボードに何かを書き始めた。

「何だろうね?」

隣の席の友人は身を乗り出してしおんに尋ねる。
しかししおんも分からないので首をかしげるだけだ。
アイリスフィールはホワイトボードを見て満足そうに頷くと、生徒達に向き直った。

「はい静かに、みんな聞いてね。
文化祭では毎年二年生が何かをすることになってるのは知っているわよね?
今年うちのクラスは、切嗣のクラスと合同で演劇にします!」
 

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