短編2

□どうせ死ぬなら
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※死ネタ?


















信じられないものを見るような目。


金に近い両の目を揺らせて、ああ戸惑っている。その姿におれはうっそりと口元が緩み、背筋がゾクリとするのを感じた。


「ぐ、れい……」


なんで、と白い両手が青白く染まる頬にすべり、瞳を覆い隠していく。


ああ駄目だ、ちゃんと俺を見てくれよ。
そうそう、ちゃんと、指の隙間からでもかまわねぇ。


ナツの瞳に焼き付けるように、俺はじっと目を見据えた。
忘れさせないように、これはそれだけの為の演出なのだから。


「な、んで……なんで……?」


ああ、泣いている。

ナツが俺の為に涙を流してるなんて。

あれだけ俺の事を拒絶してたのにこうして涙をながしてくれる、お前はなんて優しんだろうな。



ああ、愛してるナツ。



お前が俺の事を嫌いでも、俺は、愛してる。







(もう、逃がさない)







永遠にお前は俺のもんだ。



















END














まさかのヤンでるグレイ。そして死ネタ。
スライディング土下座!!




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