音源ページにない曲の詩を載せました。感想等ありましたら掲示板へどうぞ(^^♪

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「進化論」

理由の無い事だけが二人の愛を壊すのかもしれない

形の無いものだけは誰しもうまく掴めないものだから


正直に言えばいいさ 嘘だってつけばいいさ

「矛盾」なんて知ったことか 大事なものがわかってればいい


大丈夫だよ 遠回りに見えてもそれは真っ直ぐな道だよ

思い切り泣いて涙も枯れたら 僕ら笑えるように出来ている



曖昧なものだけがあなたの夢を阻むのかもしれない

現実は壁なんかじゃなく僕らは其処で生きているのだから


単純にすればいいさ 間違ってみればいいさ

少しづつ見つかるさ 大事なものがわかってくんだろう


大丈夫だよ 絵空事に見えてもそれは君だけの道だよ

思い切り出来る限りのことをやれたなら後悔しないだろう



「いつまでもそのままで」「どこまでも変わっていこう」

何だってかまわないさ 今の自分を好きならばいい


大丈夫だよ 的外れに見えても世界の真ん中の位置だよ

思い切り伸びて深呼吸したら 心は晴れるように出来ている


大丈夫だよ 遠回りに見えてもそれは真っ直ぐな道だよ

思い切り泣いて涙も枯れたら 僕ら笑えるように出来ている

僕ら笑えるように出来ている

***

「悲しみが落ちてゆく」

小さな雨粒が 一つ一つ 落ちてゆく

誰かの悲しみが 一つ・・・


どんな想いで始まりを迎えたのかな そんな昔のことじゃないのに

どんな思い出 二人で描いてきたっけな そう いつかは忘れるの?


写真付きのコルクボードが取り残される・・・


泣いてる君にかける言葉が無いよ ただ見てるだけしか出来ないよ

震える目の前の君を抱きしめたくて でもそれもしてはいけないことと知っていた


どんな言い訳 別れの理由にすればいいかなんて考えた・・・


何度も僕はひどい言葉を吐いて 君を多分傷付けたかったんだろう

そうして僕がまた君とは違う人と同じこと繰り返すのならば

いらないんだ 僕なんか



君がくれた手紙の文字や 僕が撮った君の横顔

どんな思い出にしたいのかもわからなくて

何度も僕は君を思い返す 何度も 何度も・・・



小さな雨粒が 一つ一つ 落ちてゆく

誰かの悲しみが 一つ一つ・・・


いつしか雨粒はその地面に溜まってく

僕らの悲しみが 一つ一つ 落ちてゆく

***

「ひとりごと」

うつむいて歩いてたら 小さな自分に気が付いた

街灯に映された影が寂しそうにしていたからさ


僕よりも大きな手 あの人が描いていく未来

眩しくて そう眩しくて そんな気持ちになったのかな


本当は誰より弱いから 光在る道が欲しいのに

何も出来ずにいるからさ 言葉で塗り固めてきたんだ


うつむいて歩いてたら大事なものさえ気付かない

時々振り返ってみても後悔ばかりが目に付いた

うつむいて歩いてたら頭が重たくなっていた

危険なものにひかれそうさ 信号の色は赤なんだ


本当は誰より弱いから 何かを信じて居たいのに

裏切られるのが怖いから 冷めた目する振りしているんだ


うつむいて歩いてたら悲しい笑顔の君がいた

そんな顔をさせていたのは紛れも無くこの僕だった


僕よりも小さな手 その手で包んでくれないか

誰よりも優しいその手 僕が誰よりも知ってるよ


「ありがとう」その気持ちだけを忘れずに

真っ直ぐじゃなくてもいいからもう少しだけ歩いてゆこう

うつむかず前を見たら たくさんの命が輝いて

この道を照らしていたんだ それにもう一度気付いたよ・・・

***

「雨風(あめかぜ)」

絡まった心の糸が静かに解けてゆく

出逢いだけが僕らの時計を動かすピース

頑なに閉じていた扉が開け放たれる

誰かのものでもない命が流れ込んできて その波にさらわれた


今も吹き付ける風は誰にも吹く風なんだろう

僕のものでもないこの足が歩を進める理由



もう二度と帰れないと分かってても振り返る

僕の中で作られた思い出という幻

未来を背にしてまで辿り着いたその先で

思い出とその面影の隙間から見え隠れした 本当の僕の姿


今でも降りしきる雨は誰にも降る雨なんだろう

誰のものでもない体に僕が戻れる理由


忘れ物をしたような 後悔を認めたくないような

この気持ちは何だろう? 問い掛けながらゆく


今でも降りしきる雨は誰にも降る雨なんだろう

誰のものでもない体に僕が戻れる理由

今も吹き付ける風は誰にも吹く風なんだろう

僕のものでもないこの足が歩を進める理由

僕の存在理由

***

「ノイズ」

昨夜の言葉はまだ残ってる 僕はまだ夢の中にいる
手つかずの朝食は冷めて 虚ろな目 ただ宙に舞う

何処からともなく現れた 天使の声を聞いたんだよ
でも何故か 僕の耳にはノイズのよう 聞き取れないんだよ

何にも無い世界で生きてく自信はないんだ
あぁそうか 僕には君しか見えてなかった

どこまで行っても君と歩む道しか描いていなかったんだよ
何でだろう? 想像なんかでどうしてさ 涙が出るんだろう


今度は悪魔が現れて 「其の身を堕とせ」と唆すんだ
僕にはもう守るべきものなど何にも無い そう思えたんだよ

止まっていた命を続けるつもりは無いんだ
あぁそうか 僕はもう逃げ惑うしかなかった

君にとっての僕なんかは何分の一かのものになるだろう
でも僕にとっての君は代わりの無い人になるんだろう


いつかの涙がまだ残ってる 僕はまだ夢の中にいる
まどろんだままの目を覚まして 僕はまた歩き出すべきだ

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