最強チーム編
□リーダーお休みの日
1ﾍﾟｰｼﾞ/7ﾍﾟｰｼﾞ
「1月14日はリーダーの誕生日じゃろ？」
とあるテニスの大会のために、竜崎桜乃、手塚国光、跡部景吾、仁王雅治はチームを組んでいた。
いつものチーム練習が終わったあと、ふとメンバーである仁王がリーダーの桜乃に尋ねた。
桜乃は「そうですよ」と仁王に答える。
「もうすぐ…だな」
「アーン？で、どうするんだ、その日は」
「え？どうするって…いつものように練習を…」
「てことは、チーム練のほかに予定はないってことじゃな？」
「そうですね」
「それなら、都合がいいな」
「うむ」
「え？」
仁王に加え、跡部や手塚もなにやら桜乃を置いてわかったような顔をしている。
桜乃は1人わけがわからず３人を見上げた。
「何が都合がいいんですか？」
「…ふ、決まってるじゃろリーダー。」
「お前の誕生日は、俺たちが目一杯祝ってやるってことだ」
「ええっ！？そんなの悪いですよ…！」
.