Novel

□降り注ぐ愛の試練
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「宍戸さーんっ!…?あれ…?宍戸さん…?」
「宍戸ならまだ来てへんよ?」
「忍足先輩。宍戸さん、今日休みですか…?」

少し、しゅん、とする長太郎。

「(…可愛ぇなぁ…v)いや、もう少しで来ると思うで?−それより、長太郎…」
「そうですか(嬉しそうにして)−?何ですか?」
「何で、お前、宍戸は「さん」付けなのに、俺や他の3年は「〜先輩」なん?」
「そ…れは…

(あっ…長太郎v…って、忍足!?アイツ、また長太郎に…!!)
遅れて来た宍戸が忍足の魔の手から長太郎を護る為、近くまで行くと、聞こえてきた
言葉はー…

宍戸さんが好きだからですよ…///」

顔を真っ赤にして自分のことを好きと言う長太郎に理解が追いついていかない宍戸。

「そうかぁ。ラブラブで羨ましい限りやわぁv−そうやろ?宍戸v」
「え…っ!?」

忍足の言葉に慌てて自分の後ろを振り向く長太郎。
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