Novel

□愛と薬と束縛と
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「長太郎ーっ!!」
「?忍足先輩・・・どうしたんですか?」
「ちょっと、お前に頼みたい事があるんや・・・。薬、しかも即効性のヤツ!くれへん?」

テニス部の後輩である鳳長太郎に、いきなり怪しげな頼みごとをするのは同じくテニス部の3年、忍足侑士。

「いいですよ。」
「ホンマ!?ありがとな、長太郎vv」
「いえ。ーで?何に使うんです?」
「え・・・?;」
「やだなぁ、薬貰いに来たんだから、それ位教えてくれて当然でしょう?v」
「・・・っ;;」

ーそう、実はこの鳳という少年、爽やかそうに見えるが、実は結構黒い少年なのである。

「・・・なるほど。ジロー先輩を襲うために必要な訳ですねv」

一部を強調してにっこりと言う鳳。

「あまり大きな声で言うなやっ!!;ーまぁ、ともかく薬ありがとなーっ!」

ーパタンー
「ふぅ・・・さてと・・・俺もそろそろ宍戸さんの所へ・・・ーっ!?」
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