Poem

□鏡の瞳
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あなたの瞳には私がうつる

俺の瞳にはおまえがうつる

あなたの瞳に私の姿がうつっているのを見ると安心する
それはきっとあなたの中に私の存在があるという安心感
だってそうでしょう?
あなたの瞳には私の姿だけがうつっているのですから…
私はそれを表には出せないけれど―

おまえの瞳に俺の姿がうつっているのを見ると嬉しくなる
それはきっとお前を独占してるという想い
だってそうじゃろ?
それは裏を返せば俺の瞳にもお前の姿だけがうつっているということなんじゃから…
お互いがお互いしか見えてない状況―

私はあなた

俺はおまえ

矛盾している2つの言葉
それは私(俺)達にだけ通じる愛の言葉

詐欺師と紳士
正反対の2人が紡ぎだす愛情は…永遠
それだけはイリュージョンでもなくレプリカでもなく本物の愛―…
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