Poem

□Overture to Breakdown
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薄々気がついてはいた
君がいつか僕を裏切ること

陰で別の影を追っていたことも知ってたよ?
でも…
それでもなお君の傍を離れられなかったのは…君を愛していたから

いっそこのまま誰にも見えない所に君を閉じ込めておけたら―
闇の中に指す一筋の光のように…僕だけの囚われのお姫様に…
そんなことまでも考える位…僕は思い詰まったみたいだ

裏切りを赦したくはない

けれど君のことを赦したい僕がいる―
何て僕は愚かなんだろう?

君は僕に自分のことを赦さないで欲しいと言ったけどそんなの無理だよ

君の心は違っても僕の心は昔のまま、君だけを求めているんだから―

もう戻れない幸せに溢れていた頃に想いを馳せて今宵僕は闇へと身を堕とす―
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