novel

□畑に入ってくるな野菜を踏むな!!!!!!!
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「やあ右目、卿に会いに来てやったぞ」


「来るな、触れるな、うざい、爆弾魔、変態、悪趣味」


「全く、素直に会いに来て貰ってうれしいと言い給え、だがそんな素直でないところもまた卿の魅力でもあるんだが「おい松永、」


「なんだ右目?もしかして嫁入りする覚悟ができた「…てめぇが今何してるかわかってんのか?」


「何って今卿のスリーサイズを測っているところだが?あ、ドレスは何色が良いかい?純白も良いが卿には赤も似合いそうだ、いっそお色直しは五回くらいしようか、いやもっと「…足元を見ろ足下を!!!!!!」


「ん?ああすまないね、卿の野菜が滅茶苦茶だ、」


「ふざけんじゃねぇよ、毎日毎日育てていた野菜を毎度毎度こんなにしやがって…死ね」


「そうだな、責任をとって卿を娶ることにしよう、新婚旅行はどこが良いか?やはり若いものの傾向からいって海外か?国内で温泉というのも捨てがたいな、温泉で事に至り乱れた右目…いやいや慣れない外国の環境下で私だけを頼りに甘える右目…どちらにすべきか、何、焦ることはない、私には時間があるからな、何なら今から手取り足取りナニ取り愛の育み方を教えてやろうじゃないか、さあ私の胸に飛び込んでこ「死ね」



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松永さんは不憫なはずなのに不憫じゃない不思議

小十郎は振り回されてればいい


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