□あクマで執事。
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【あクマで執事。】



そして空白の一年が始まった。
継母その二が、俺を自分の型にはめようと躍起になったその結果、俺は、言葉を発しなくなった。表情も、感情も、ほとんどなくなった。その期間の記憶は、ぼんやりとしかない。死人のように生きていた一年。




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