□つみびと
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【注意】殺人行為があります。







【俺の特別はお前だけだよ】





それが動かなくなり、変色し、固まっていく過程において、俺は、それにとって俺の存在がとても重大なものになってしまったような気がして、怯えた。
俺にはあいつだけなのに。
どうしようどうしようと思えば思うぶんこわくなって、ぶるぶる震えてはあいつの名を、

「そうご、」繰り返し、

「そうごぉ」繰り返し呼んだ。

でもあいつは今俺の近くにはいないから、返事する訳なかった。だから俺はポケットから携帯を取り出してあいつに電話したんだ。



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