09/18の日記
16:52
瑠禾
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大変ご無沙汰しています。
今日、久しぶりにログインしてアクセス解析を覗いたところ、いまだ訪問してくださるかたがいる事を知りました。
ありがとう…本当にありがとうございます。感謝です。
わたし、ここ数年でいっきに年老いてしまいました。
恋する気持ちを思い出すこともなく、ひたすら仕事の毎日でした。
そんなある日、ふと、瑠禾を思い出したのです。
わたしはいわゆるアニメオタク、ゲームオタクではありません。
マンガは読みますが、たまにです。
そして 恋愛ものが特別好きなわけでもありません。
何より、瑠禾にハマった当時すでに、わたしはとっくにアラフォーでした。
なんであんなにハマったんだろう。
当時はわかりませんでした。
20代当時、大好きだったひとに似ていたから?と自己分析していました。
でも、それはちがう。
という事に気づいたんです。最近。
わたしは、瑠禾のマイナーな(それが彼にとっては自然な)思考パターンや、それゆえの孤独、
すべてを受け入れ、自分に正直に生きる強さ、自分を信じ、自分の選んだ道を脇目もふらず進んで、自信を積み上げてゆく生き方…
それらが集約された眼差しが、たまらなく好きだと思ったんです。
ストーリーが番外編を重ねるたび、瑠禾が発達障害キャラ扱いされる展開にイラつく事もありました。
作者はおそらく、本編を書いた人とは別人でしょう。
人間への理解の浅さを感じて、どんどん冷めてしまいました。
あと、ヘンテコな英語のセリフとか。ありえない馬の乗り方とか。
後半のクオリティの低さはすごかったなあ…
ともあれ。
わたしは瑠禾に孤独を癒やされていたのです。
マイナーな思考パターンゆえ子供時代から孤独をかみしめて生き、お茶を濁す生き方を覚えることでしか楽になれなかったわたしを見透かされたような気がして、2次元の恋に落ちたのでした。
現実の瑠禾を見つけよう、見つけなくては、と思ってこのサイトを卒業しました。
まだ、見つけていないけど。
すっかりオバちゃんになっちゃったけど。
わたしは今日もなんとかやっています。
東京の片隅で、猫と暮らしながら。
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