-詩-

□薄闇
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長い夜が訪れ

世界は静かに息を潜め、停滞する。

僕は闇の隅の暗がりを愛する

淡く、淡く灯る光の下の薄暗がりが僕の住みか

僕の巣

音のない世界


光の世界が眩しくて、目を開けられないときもある。

暗がりに行きたがる習性暗がり生物。


どうして、光より闇の方が安心するのでしょう。

暖かい闇の世界は僕の居る場所。僕の住みか。

光の薄い暗がりは
死んだような暖かな静寂がある。

それが僕の巣。

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