〜交響詩〜
□墜落
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僕は 悪い子だよね
だって
みんなのお願い
叶えてあげられない
僕は 悪い子だよね
だって
みんなの悪い事は
僕のせいだから
どうしたら
良い子になれるかな
どうしたら
褒めてもらえるかな
良い子になって
大好きなお母様に褒めてもらいたいなんて、
僕は悪い子だね。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
僕が悪い子で
ごめんなさい。
みんなを困らせてしまう
こんな僕なんて
いなくなってしまえばいいかな。
そしたら
僕は良い子になれるかな
でもね、
そんな僕でも、
お母様と一緒に居たいんだよ。
ただ
それだけなんだよ。
でもね、
僕が悪い子だから
僕は僕に
お仕置きをしないといけないんだ。
僕はお母様に会えない。
僕は泣く。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
謝る。
こんな悲しい事が起きるのは、
僕が普段、悪い子だから。
僕が悪い子だから・・・
ごめんなさい・・・
良い・・子に・・・なり・・たい・・・