〜交響詩〜

□二次元鏡
1ページ/1ページ

私の
貴方への
限りない無の欲求は
決して
埋まる事のない
非現実的な高望みの表れで、
決して
叶う事のない
愚かな欲望や自尊心の塊である。

二次元への恋は
こうなると
初めから
分かっていた。
道を選ぶ為に
現実でモノを捨て
夢で埋め合わせをする。
私が
壊れないように。
一種の自己防衛であり、現実逃避である。

抱きしめる感覚を
二次元で掴み
愛する感情を
二次元へ向ける。
そこに在るのは、
自己満足。
そして
虚無感。

現実を見つめ直すと、
自分の寂しさが
心の直に響いて、
後悔のみに支配される。

しかし、
その寂しさを埋めるのは
やはり、
二次元なのだ。

でも、
大人になったら
二次元を
三次元へ
次元を越えて恋をしたい。
本当の温もりが知りたい。
きっと、アニメみたいに上手く恋は進んではくれないだろう。
けど、
二次元の理想と
三次元の現実を
忘れないで生きていけるならば、
今、
寂しく思う必要は
無くなるのかも。






愛しの###様へ







私は



自己満足の塊です。





貴方の存在の糧が



必要なのです。








私はいつか、会えると祈ります。



いつか会えると
願います・・・。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ