短編小説
□小さなこと?
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※会話文です。
場面は夜の海辺です。
『』←ウルビダ
「」←グラン
『グラン…もう終わりにしないか』
「なにを言い出すんだ、ウルビダ!これからじゃないか!」
『だが…もう私はいやなんだ』
「そんなっ…どうして…!?」
『お前が…いつまで経っても
しないからだ!!』
「だって…驚かせたらウルビダは話もしてくれなくなるじゃないか!!」
『そうかもしれんが!
…少しくらい、私だって期待していた…だがもう我慢の限界なんだ!!』
「分かった…けど、僕だって怖いんだよ。」
『それなら私がやってやる!』
「ウルビダっ!!」
『ほら、それをよこせ!!』
「あっ…!!」
『やるぞ!!』
「うわぁぁぁっ!!!」
ピュ〜〜〜…バーーーン!!!
『綺麗ではないか。』
「ふう〜!怖かった!!」
『グラン!!お前はただのヘタレだな!!』
「違うよ〜!!」
おわり