春風駘蕩
□春風駘蕩7
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「副長、奴らの居場所がわかりました。これが資料です」
「あぁ、ご苦労だったな」
ペラペラと真剣な眼差しで資料を捲る。
「ここで集会が行われてるんだな。よし、山崎行ってこい」
「えぇぇ!ちょ、ちゃんと読みました!?流石に俺でもここにはちょっと…」
「あぁ?なんでだよ
………あ」
「…とゆうワケだ。春風、お前に任せたぞ」
直々に治療室に来て何を言うのかと思ったら…
『……すいません。どうゆうワケですか?』
「言った通りだ。遊女になれ」
遊女?
『なにを言ってんだぁぁ!土方さんはあたしに身体を売らせたお金で遊ぶ気なんですね!そうゆうことなんですね!?総悟ぉぉお!!土方さんがあたしを売ろうとしてるぅぅう!!』
「な!?ちげーよ!!俺はただ潜にゅ「死ね、土方」」
あたしの声を聞きつけて来たであろう総悟がチャキとバズーカを土方クソやろうに向ける。
『やれ!行け!総悟!』
「ちょ!!待て!!話を聞け!!」
『「待たねーよ」』
ドカーン!!!!
「ぎゃゃゃぁぁああ!!」
「なんだ、騒がしいな。こら、総悟!屯所内ではバズーカはダメだって言ったでしょ!…あれ、トシ?」
『近藤さん、あれはトシじゃありません。ただのダメダメクソ野郎です』
「え?一体何があったの?」
『実は……ー』