レインボーデイズ


□あとがき
1ページ/1ページ

あとがき(と、補足)

ここまで読んで下さった方、本当に、ほんっとうに!ありがとうございました。
レインボー・デイズ完結です。
初めてのサイトで、初めての連載をして、自分の表現力のなさを痛感する日々でしたw
読んで下さる方がいるんだなあ、と分かるのは想像していたよりもずっとずっと嬉しかったです。本当にありがとうございました。
ここから先は裏話、というよりは、ちょっとストーリーの補足説明になりますので、最終話を読んでない方はちんぷんかんぷんだと思うのでバック推奨ですよ。


このレインボー・デイズ、未回収の伏線(っぽいもの)がいくつかあるかと思います。
と言うのも、元々この話はシリーズものでした。
つまり、ラスト付近でボカロはKAITO以外にもいると判明しましたが、実は当初、中学生マスター家を中心に、最終話に登場する他のマスター家の話も同時進行で書く予定でした。
そう、4組の家庭を同時に書くつもりだった、と(苦笑)。

まあ、無理ですよね。

終わるまでどれくらいかかるんだ、っていう話でもありますし、何より基本的な話の流れは4つとも同じで、ボカロ入りの箱が届く→一緒に住む→マスターが過去のトラウマをボカロと一緒に乗り越える→回収、だったので、わざわざ似た話を時間かけて書くこともないな、と思いましてKAITO一本に絞りました。

あと、今回で最終話としましたが、実際はまだありました。当初はこの時点で

『第一部完』

ということでした。
第二部がなんなのかと言えば、ボカロたちを芸能界デビューさせる、というものでした。
これが実は17話でスーツの人が言っていた「ボーカロイドを使った別プロジェクト」のことです。ボカロで一攫千金を狙ってました。
しかし、最終話をどうするかを決めかねた(というか、いつ終わればいいか分からなくなった)ので、こちらも結局やめてその設定はボカロ短編に持ちこされました。

ここを読まない限り伏線が残ることになってしまいましたが、KAITOのみに絞ったことで書きたいことを書けた、スッキリとした仕上がりにはなったと思います。

あとは、登場人物について。
・KAITO
たまに抜けてるだけで、割と芯のあるしっかり者のつもりで書いてました。マスター命。
・KAITOマスター
夏生くん。KAITO=兄、というイメージから、KAITOに世話をさせようと低年齢層のマスターにしたのに、何故かKAITOの世話をする方になってしまいましたw

・MEIKO
割と他の長編や短編とキャラが変わらない、良い姐御。たまに見せる弱さが魅力。
・MEIKOマスター
千春さん。軽い男性恐怖症で恋愛に踏み出せない、という設定でした。MEIKOのことは良き姉、良き友、と言った対等の関係です。

・ミク
大人しい、口数少ない子です。いつも黙ってマスターの後をついていきます。
・ミクマスター
冬馬(とうま)さん。30代前半、細身眼鏡。昔、火事で妹を亡くしてます。最終話でKAITOがミク(妹)を撫でているのを見ているのは、そういう理由です。

・リン/レン
勝気な女の子と、反抗期気味の男の子。ケンカばっかりしているのに、息は合う。
・リンレンマスター
秋世さん。車椅子の老女。旦那はいたけど既に死去。リンレンを孫のように可愛がる。トラウマらしき事柄はないが、リンレンと一緒にいられる残り時間が少ないことが残念(そのことを夏生くんのように申し訳ないとか思わないあたりが歳の甲)。

・栗山博士
クリ○トン+ヤ○ハ=栗山。何という単純思考。どこかのサイト様でも使われてそうだなあ・・・とかビクビクしつつ名付けました。

長くなりましたが、これでレインボー・デイズは一旦終わりたいと思います。
その内KAITO以外の家や、その後の話を短編書きたいです。
ここまで読んで下さった方は、本当に神ですね!ありがとうございました!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ