No.38 見えない場所で



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桃の葉さまありがとう〜


桂『…あの。非常に申し上げにくいのですが』
大『君と私の仲だ。遠慮なく言うがいい』(不敵な笑み)
桂『手を…』
大『戦略の相談か』
桂(眉を寄せる)『その〈手〉ではなく、』(睨みながらもあくまで小声)『この不埒な手をどけて下さい』大『…それは聞けない相談だ』
桂『大久保さん
大『仕方ないだろう、手持ち無沙汰なんだから。嫌なら早く上がって私に茶を淹れてくれ…極上の渋茶をな』
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