短編

□恋のおまじない
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水「見て〜、恋のおまじないだって〜。」


花「はぁ…?『消しゴムに好きな人の名前を書いて、それを使いきれば両思いになれる』…?」

水「本当に消しゴムって使いきれると思う?」


花「無理だろ。直ぐ転がってどっか行っちゃうしな。」


阿「いや、そうじゃないと俺は信じてる。」



花「…阿部、よかったら筆箱を見せてくれないか?」

阿「断固拒否する。」


花「見せろーっ!!水谷!」


水「はーいっ!…これ?あ、消しゴムあった…」



花「水谷…?」


水「いやぁーっ!きもいっ!」



花「水谷!?」


阿「お前がキモい。」


花「…一体何が…あ、これか。普通の消しゴムみたいだけど…」


カバーをめくる。




そこには三橋と思われしき人が描かれていた。



花「…阿部、これ…」



阿「あぁ、一週間三橋の後をつけ、三橋が一番可愛く見えるシーンを3日間、寝ずに書いたぞ☆」



花「きもぉぉおぉぉい!」





後書き

苦笑することしかできないや。ギャグってこんなんだっけ?

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