長編夢小説
□少女
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「んー…」
少女は、気持ちよさそうに
腕を伸ばした
風に揺れる美しい髪
長いスカートの下から
少し覗かせる足
どことなくあどけない顔つき
優しそうな透き通った目
彼女はとても美しく
絵のようだった
「……ふふっ♪」
優しげな声は、周囲の人々を癒す
でも、そんな彼女の本当に姿は
マフィアの人間
今は壊滅したとされるが
彼女はまだ一応マフィアを名乗っていた
ヴァリアーに狙われたこともある
ボンゴレに協力したこともある
「次は何処に行こう」
次で会うマフィアに彼女は
とても期待していた
無邪気な笑みを浮かべて
武器を入れた鞄を持って
彼女は歩き出す…