プリンスイレブン

□第八話 VS木戸川!!
1ページ/3ページ


ぷるるっと、壇家の電話が鳴り響き、偶然近くに立っていた太一は「はいです!!」と元気よく電話に出る。

「あ、太一君?」

「その声は……宮坂君ですね!!」

「うんっ」


電話の相手は雷門中に通っている小学校時代の同級生、宮坂了だった。

「今度、風丸先輩達の試合があるんだけど、良かったら太一君、一緒に見に行かない?」

「一緒にですか?」

「うん。前は陸上部の先輩と見に行ったんだけど、一人じゃ心細くて……」


あはは、と気恥ずかしそうに笑う宮坂に、太一はつられたように笑うと「じゃあ千石先輩達も誘って見に行くです!!」と返した。

「うん、分かった!! それじゃあ試合の時にね」

「はいですっ」

――――山吹中、宮坂了、雷門中応援に参加。














「……で?」

「なんだよ」

「おまえらは今回も雷門中応援に行くのか?」

「はいはーい!! 俺と亮ちゃんとがっくんは応援に行くC!!」

「……俺様も行く」

「じゃあ今回も皆で行きましょうよ!!」

「そうだな」

「俺も行っていい?」

「よし、来い萩之介!!」


――――氷帝学園、雷門中の応援に参加。
















「――――**日は雷門中の試合を見に行くから予定空けとけよー」

『はーい!!』

「(なんかいつの間にか好例行事になってんだけど……橘さんも結構強引だよなー――――てゆーか元はと言えば神尾がさー……)」


――――不動峰中、雷門中の応援に参加。






.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ