I want you to love.
□卍第四ノ巻
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俺はゆっくりと目を覚まし
ソファーの方を見る。
ソファーには
薮田はいなかった。
風呂場からシャワーを
浴びている音が聞こえる。
たぶん風呂場にいるのは
薮田だろうなと俺は思った。
冬「そろそろ起きるか!!」
ゆっくりと起き
ハンガーに掛かっている
制服に手を伸ばす。
彼女が来ないうちに
ササッと制服に着替えた。
もう一つの布団見ると
幸せそうな顔をしながら
寝ている宇津木がいた。
尚「織姫ちゃぁん♪」
冬「こいつバカだ・・・・」
寝言を言う宇津木に
だいぶ呆れた俺。
外の空気を吸いに
行きたいと思い
俺は家から出ていき
屋上に移動する。
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