I want you to love.
□卍第五ノ巻
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抱き合ってから5分が経ち
泣き声がやんだそのとき――
響「日番谷・・・暑い・・・」
冬「す、すまねぇっ!!」
慌てて解放し、
俺は彼女からすぐに離れた。
響「私が泣いたってこと
誰にも言うなよっ!!
後、さっきのことも
全部忘れろっ!!」
そんなこと言われても
忘れられねぇよ・・・
冬「はいはい」
適当に返事をし、
それを流す俺。
響「よし!!
今からラブレターの件を
断りに行くからついて来な!!」
またまた命令口調・・・
もういい加減なれたけどな
俺の前へと歩く彼女に
すらすらとついて行くため
俺は足を運びはじめた。
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