銀魂 山崎退 受け


□何のフラグだアァアアァ!
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俺は泣く子も黙る、真選組10番隊長、スキンヘッドの


原田右之介。
アダ名は『ウノ』


今日は10番隊が道場片付け当番なので、俺は倉庫で最終チェックを限りなく適当にやっていた。


…ガラララ…


振り返ると、奴が居た。

そう。俺の親友にしてトラウマの根源


山崎退

通称『ザキ』。


「ウノ〜…」

見れば袴も汚れ、胴着は完全に煤けてボロボロ。


「何だ、その格好」


ふぇえ…ん、と涙目でてちてちと駆け寄ってくる。



やめろォオオ!

俺の何かがナニかになるうぅうう


「…だから、何だ」

努めて冷静を保ち精神力を絞りきって構える

「…副長に殴られてそしたら後ろから沖田隊長がバズーカで狙ってて副長が避けたからまともにくらったぁ…」

よく生きてたな
お前
「ウノ、胴着貸して〜次俺達の練習時間なの…」


いいながら、服を脱ぎ捨てていく。


何だこのTOらぶる的なシチュエーション

いや、ひっかかって堪るか


「仕方ねぇな、おら」

俺はさっさと胴着を脱ぐとザキに放り投げる

「ありがとう〜ウノ」

……ヤバい。

上半身どころか上衣着替える為袴の帯弛めてしなやかな肢体が…


「う…うわぁアァアアァ!」


俺は頭をガンガンと壁に打ち付けた


落ち着け落ち着け原田アァアアァ!


今この倉庫で二人きり、そして半裸状態


まさに、『ヤっちゃうフラグ』がたちまくってるぞォオオ


早くこの状況打破しないと、あの時の二の舞ウノ


「わぁ…やっぱり、おっきぃ…」


うぉおお止めろ俺をこれ以上煽るな

上衣が…てのはわかってても


ムラムラくるだろーがアァアアァ

後ろで、ザキが着替える音がする


…その音が、不意に止まり…辺りがシン…となる
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