番外編

□ホーム
1ページ/8ページ




霧部隊の仕事は多い。

原因は主に雷とか、雲とか雨とか・・・。
雷とか雷とか雷とか・・・・。

霧の仕事は増える一方だ。


「また雷部隊か―――!!」



少々キャラは壊れているが、霧部隊の隊員は雷帝に向かっていける骸を尊敬した。

こうして、霧部隊と雷部隊の間では兄弟喧嘩が絶えない。






「綱吉くん! いい加減、あの脳内まで筋肉馬鹿力をどうにかしてください!!」

ちょっとヨレヨレになりながら、骸は綱吉のいる執務室を襲撃した。


「っ、骸・・・か」

すると珍しく綱吉は驚いた顔で振り返った。
しかし、すぐにいつも通りの優しい微笑を浮かべる。
だが、部屋にいる鈴華の表情がやや暗い気がして、骸は思わず眉を寄せた。

「何か・・・あったんですか」

綱吉はやや視線を上げて、うーんと唸り―――骸を見てニコッと笑った。



「骸、ホームに行くよ」



.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ