番外編
□ホーム
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霧部隊の仕事は多い。
原因は主に雷とか、雲とか雨とか・・・。
雷とか雷とか雷とか・・・・。
霧の仕事は増える一方だ。
「また雷部隊か―――!!」
少々キャラは壊れているが、霧部隊の隊員は雷帝に向かっていける骸を尊敬した。
こうして、霧部隊と雷部隊の間では兄弟喧嘩が絶えない。
「綱吉くん! いい加減、あの脳内まで筋肉馬鹿力をどうにかしてください!!」
ちょっとヨレヨレになりながら、骸は綱吉のいる執務室を襲撃した。
「っ、骸・・・か」
すると珍しく綱吉は驚いた顔で振り返った。
しかし、すぐにいつも通りの優しい微笑を浮かべる。
だが、部屋にいる鈴華の表情がやや暗い気がして、骸は思わず眉を寄せた。
「何か・・・あったんですか」
綱吉はやや視線を上げて、うーんと唸り―――骸を見てニコッと笑った。
「骸、ホームに行くよ」
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