本棚 4
□無題
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裏の所長だと言い張る真宵ちゃんがこれでもか!
っていうくらい弁護依頼の仕事を持ってきたのは約2週間前。
そのおかげで本日3人目の依頼者と今後の裁判日程の調整を終わらせその依頼人の後ろ姿を見送ったのだった。
あの大量の依頼を持ってきた裏の所長の姿はなく、一人事務所のソファに寝転がる。
「うぅ…真宵ちゃんの鬼…」
その真宵ちゃんは
『ごめんねぇ…成歩堂君。はみちゃんから連絡があって急に
トノサマンのチケットが手に入ったんだって!だから行ってくるねぇ!』
とだけ言い事務所から消えてしまったのだった。
「トノサマンめ…恨むからなぁ…っ」
恨み言をつぶやきながら一気に眠りについてしまう成歩堂龍一なのであった。