本棚 3

□運命
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違和感を感じるようになったのは相手の名前を知った頃からだろうか。

聞き覚えの無い名前。

”ルフィ”

妙に親しみを感じるのは何故か?

会った事の無いルフィを庇い、夢の中の俺は死んでしまう。

死ぬ間際に告白するなんて、何て卑怯なんだろう。

残されたルフィはその時何を思ったのだろうか・・

毎日のように見るこの夢は一体俺に何をさせようとしているのだろう。

『笑って・・くれ』

思い出される夢の中の言葉。

笑顔を見たいと思った。

それは夢の中の俺の感情なのか・・

それとも・・・
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