10/17の日記

23:46
雑伏のつもり(注:微グロ)
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雑伏のつもりだけど+かも
グロいらしいので注意!!苦手な人はバックプリーズ!!!
捏造&いつも以上に好き勝手に書いてます。










「トリックオアトリート」
「なんの呪文ですか?粉もんさん」
突如ひょいと顔を出した男に伏木蔵はさして驚いた風もなく薬草を籠に入れた。
「お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞって言う意味。10月31日は南蛮ではハロウィンといってこんな呪文を言いながら家を回る行事があるらしい」
「じゃあお菓子あげないといたずらされちゃうんですか?」
凄いスリルーと伏木蔵が笑う。
「いたずらがいいのかい?」
「いぇ…それじゃあ、目玉をあげます」
そう言うと、伏木蔵は立ち上がり懐を探りだした。
「目玉?」
「はい。この間粉もんさんに似合いそうなの見付けたので」
「へえぇ」
これです。懐から取り出した山吹色の小さな巾着をひっくり返すと、その小さな掌にごろりと何かが落ちた。
「飴玉かい?」
「えぇ。とっても綺麗で似合うと思ったんです」
ふーんと受け取って眺める。黒かと思ったそれは光に透かすと濃い赤だと分かった。透明な中に限り無く黒に近い赤がもやりと不思議な模様を作り出す。
「へぇ。綺麗だねぇ」
「でしょう?」
感嘆して言うと、心なしか誇らしげな声が返ってくる。
「食べていいの?」
「いいんです」
だって粉もんさんの目は粉もんさんが食べちゃったから無いなんて面白いじゃないですか。
その予想外の返答に瞬く。
「可愛いこというなぁ」
「そーですか?」
「じゃあ遠慮なく」
「どうぞ」
昆奈門が何の躊躇いもなく口に飴玉を放り込むと伏木蔵はまた凄いスリルと言って笑った。

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伊作「ってか、あそこは大人として『何てこと言うんだ』でしょ!可愛いねって、子供として屈折して育ちますよ!!」
昆「えー」
伊作「えーじゃないです!!!」


まぁハロウィンとか南蛮とか突っ込み処はありまくりですがスルーで…(殴)

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