頂き物

□緋色たんから貰った相互小説
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桐生一馬…慣れない堅気生活をして約1ヶ月…持ち前の器量の良さと性格の可愛さから、今やすっかり主婦(夫ではない)と化し遥ちゃんの友達のお母様方からの人気も、物凄くある(笑)



が、彼には誰にも言えない悩みが有った…
それは…




「はぁ…orz
よく分からん…(泣)
大体、文明の利器って何だよ…この小さい箱腹立つ…(むー…)」
そう、現代では当たり前、寧ろ無い人を探す方が難しい位に浸透してる小さな箱(桐生ちゃんにはそう見える)…
詰まり、携帯だ(笑)

彼は、携帯が重要視される前に務所に入った為、全っっく使えなくて困り果てた時、愛娘の遥ちゃんが電話の方法だけ、無理やり教えた(笑)
そう、電話だけ☆

「メール…で…コめ?
凸メ?」

『4代目は、ヤッパリ何してても様になるよなぁ…』

『格好いいよなぁ…vV』

『いや、可愛いし美人だろ…vV』

そう、桐生ちゃんが今携帯相手に格闘してるのは東城会本部一階ロビー(笑)

「4代目!
少しお時間良いッスか!?」

「Σん?あぁ、良いぜ、何だ?」

いきなり、元気良く話しかけてくる構成員に、ちょっぴりドキドキ桐生ちゃん(笑)

「はい、4代目のお嬢に、良かったらこれを貰って欲しくて…」

「これは…縫いぐるみ…か?」

「うっす!
前に、これをUFOキャッチャーの前に居て、これを眺めていらっしゃったので…」

「遥が…
有り難う、きっと、アイツも喜ぶ(笑顔)」

「うう、うっす///」

桐生ちゃんの笑顔に構成員赤くなる☆
周りの構成員は、嫉妬の眼差し☆

『くっそぉお!!
抜け駆けよぉ!?(泣)』

『忘れてたぁ!
お嬢絡みだと、4代目は人が変わるんだったわぁああん!!(号泣)』

正直、強面な男が泣き崩れ地面を転げ回る様は見るに耐えない…

「遥に知らせなきゃなvV」

しかし、桐生ちゃんには見えない(笑)
今はお花が頭の周りに咲き誇りルンルンだから☆

「携帯…あ…」

そこで気付いた大事な事実…今はお昼前、遥ちゃんは…

「授業中…」

そう!
今愛娘事、遥ちゃんは大切な授業中なのだった!
普通の親ならば、メールという手段を取るだろうが…

「…;」

彼は、メールが出来ない!
否、電話以外出来なかった!!(どーん)

「…(泣)」

トボトボ、裏庭へ…
ここは、基本的には人が来ない…曰く付きだから☆
実はお化けの類が大の苦手、桐生ちゃんも余り来たことが無かったが、今は独りになりたかった…

「情けねぇ…娘一人喜ばせてやれねぇだなんて…(泣)」

さっき貰った縫いぐるみ抱き締め一人、涙を流す…
縫いぐるみの連絡一つでこうなるとは…
でも、桐生ちゃんには大問題!
普通の親が出来る事が出来なくて自分はちゃんと親になれてるのか…

「…グス…フェ…(泣)」

仕舞には、マジ泣きし始める!
が、そんな時物影から一人、桐生ちゃんに近付く!!

「桐生さん?」

「ΣΣΣ!?!?」

思わずビクつき、飛び上がる(笑)
まるで悪戯がバレた、猫の様に(笑)

「あ、なんか、ごめ…って、泣いてる!?
え、俺、本当にごめん、いや、そのそんなつもりは無かったんだけど!!」

思わず土下座、桐生ちゃん傷付けた!?
不安で自分も泣きそうだぜ☆

「だ、いご、グス、ちがぅ、から、」

途切れ途切れに必死に話す桐生ちゃんに心臓バクバク、お顔は真っ赤、下半身は臨戦態勢in、今日も元気な我がJr.(笑)

「え…?///(え、か、かかかかかか可愛い!)」

「じ、分が情け、なくて(泣)」

話してるとまた泣きそうな、桐生ちゃん!

「桐生さん…(頑張れ、俺!
出来るだろ、いっつも妄想して『どてかひよ』で練習してんだろ!?)」

何を、って、抱き締める練習さ(笑)

「お、れ遥、喜ばせて…やれなくて、ふぇ…(泣)」

「き、桐生さん!!」

ガバリ!

「Σ!?」

「(イヨッシャ!!
やったぜ、お袋!?
桐生さん抱き締めたぜ!!)」

思わず心でガッツポーズ☆

「だいごぉ(泣)」

「っ…//////」

桐生ちゃん、大吾に抱き締められ安心感からか、大吾の胸で泣き始めた!
しかも、服の裾をキュッと握るオマケ付き☆

「桐生さん、その、一体何が///(桐生さんが、桐生さんがあぁぁぁあ!!//////)」

理由を聞くもへたれの代名詞、大吾(笑)
心は大荒れ☆

「笑わねぇか…?///」

泣きながらも、現代人(桐生ちゃんも)の大吾相手に携帯使えないは恥ずかしいんじゃないかと、桐生ちゃん☆

「絶対笑わねー!(笑える余裕ねぇよ…///)」

「本当…?(首傾げ、大吾見詰める)」

「あぁ、絶対だし本当だ!(ヤバい、当たる、これ以上になったら桐生さんに当たるって!!(Jr.が))」

しっかり目を見詰め真っ直ぐ返した大吾だが、Jr.がヤバい(笑)

「ん…///
あの…その…け…たい…」

「桐生さん?」

愛しの桐生さんの声を聞き逃すものか!!
と思いつつも、如何せん声が小さすぎる

「///」

「大丈夫、だから、笑わねーから、な?」

大吾、初めて桐生ちゃんの頭撫でた!
固い、でも触り心地の良い髪の毛だ…

「大吾…///
俺、携帯、使えなくて…遥に縫いぐるみ、貰ったって、教えてやれなくて…情けなくて…///」

桐生ちゃん、大吾の男らしさにときめいてます(笑)

「桐生さん…」

「俺より年上なのに兄さんは、動く手紙(デコメ)出来る…から…///」

「桐生さん、俺で良かったら…教えるぜ?(黄色の親父は後で会合開いて絞めてやる)」

へたれ大吾よ、さようなら!
男前大吾、いらっしゃい!
大吾、どうやら桐生さん抱き締めるのには慣れたらしい(笑)
勿論、Jr.は早く解放しろと喧しいが(笑)

「大吾、良いのか?///」

「あぁ、桐生さんだから、教えてやる!」

本心からの言葉…
他の誰か(黄色の親父)だったら、確実に笑い飛ばしてる(笑)

「大吾…///
宜しく頼む…///」

「あ、あぁ、任せてくれよ!(え、何で赤く!?
もしかして…///)」













そして始まったメール講座(笑)
桐生ちゃんは、開いて読むのは出来た為案外簡単に教える事が出来た☆

が、

「大吾、ここ…」

「ん?あぁ、そこは…こうして…こう…っ…///
わり…///」

「あ、あぁ…///」

兎に角近い(笑)

2人がメール講座してる場所、そこは5代目が昔の東城会を思い出さないように、と武器を隠した部屋だったから、さぁ大変☆
何故、この部屋か…
それは、現会長大吾がサボリの真っ最中だったから(笑)

しかし、大吾にときめいたばかりの桐生ちゃんと、昔から大好きだった桐生ちゃんと二人きり、しかも密着でバックンバックンしてる大吾(笑)

何となく気まずい、でもドキドキ(笑)

「っ…///(大吾、こんなにでかかったか?)」

「///(ヤベェ、桐生さんが美人でもう、持たねー…///)」

「「あの…///」」

「「Σ//////」」

お互い、赤くなりそっぽを向く(笑)

「〜…///(も、無理だ、桐生さん悪い!)」

















注意、次ページお変態有り!!

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