黒子
□可哀想なのだよ
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朝練のストレッチが終り汗を拭いにベンチに戻ると箱が置いてあり何だこれとパッケージを見てみるとひ○子饅頭であった。
「誰かの土産かなんかか?」
不思議に思いながらも寝坊で朝食食いそびれたので一個くらい貰ってもいいかと勝手に納得し食べてると結構旨くて一個じゃすまなくなり四つ目食べる辺りで高尾…と怒りに震えた声がした。
ん?と後ろを振り替えると案の定真ちゃんで持ってた四つ目のひ○子を奪われた
「あ〜もしかしてこれ真ちゃんのだったりした?」
「そうなのだよ」
直ぐに肯定されあちゃーやっちゃったと頭をかくと素直にごめん食べちゃってと謝ったら、俺もそこらへんに置いてたのが悪かったし別に構わないと珍しくしおらしかった。…何か調子狂うな
「へ?なら真ちゃんは何に対して怒ってたわけ」
「それは…お前の食べ方が許せなかったのだよ」
俺そんな汚い食べ方してたかなと考えたがただ後ろから食べただけだった。
「後ろからいったのがそんな駄目だった?」
「…駄目なのだよ、最期に頭だけ残って可哀想って思わないのかお前は。俺はあの切ない目線に見られたらとてもじゃないが耐えきれない」
――ヤベ目の前に天使がいる/////
「あのさ真ちゃん…そんな事考えながら食べるの真ちゃんだけだと思うよ。」
「何っ」
これ以上ときめかさないで真ちゃん…マジ死んじゃうからさ俺
End
あとがき
ひ○子食ってたらこんな意味わかんないの書いてた(笑)
では初書きでお目汚しな内容でしたが読んで下さり有難うございました
2012/7/16